グレッチはアメリカの楽器メーカーです。

エレキギター、ベース、ドラムなどを製造しています。

1883年に創業されましたが、ギター部門は2003年にフェンダー傘下に入りました。

2015年にグレッチはドラム製造メーカーdwの傘下になっています。

サウンドは程よく低出力でホロウボディによる軽やかさときらびやかさが特徴です。

この音色に魅了され、特にカントリーやロカビリー、ロックンロールなど多くのプレイヤー

が好んで使用しました。

しかしホロウボディによる「箱鳴り」が災いし、深く歪ませるとハウリングが起きやすく、

どんなジャンルでも使用できるというものはありませんでした。

ハイポジションでは弾きづらい、ノイズも大きい、出力も弱いなど欠点とも見られようですが

扱いが難しく、弾き手の力量に大きく左右される・・・といった点は逆にプレイヤーを引きつ

けました。

現在のモデルはピックアップのポッティングなどでハウリング対策もされており、骨太で荒削

りなドライブサウンドにも対応できますが、アンプのセッティングはエフェクターに頼らず、

直に繋いだ美しいクリーントーンが基本です。真空管アンプに直接つないだ時の、甘く艶の

あるサウンドこそがボーカリストの歌声を支えるのに最適だと考えられています。

そのせいかアンプを選ぶギターとも言えます。モデルによって搭載されるピックアップは違い

ますが、共通する点は明らかにフェンダー、ギブソンとは異なるトーンを持っています。

 

 

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グレッチギターの歴史

1950年中頃に6120とホワイト・ファルコンが大ヒットします。

さらに、チェット・アトキンスが「カントリージェントルマン」を使用したことで名声を不動のものとします。

チェット・アトキンスの影響で、多くのカントリーやロカビリーのギタリストがグレッチのギターを使用しました。

1960年代にはビートルズのジョージ・ハリスンもカントリージェントルマンを抱えてエド・サリバン・ショーのステージに立ち、また、モンキーズにギターとドラムを提供したことからグレッチの名前はテレビを通じて全米に知られるようになりました。

1960年代後半になると、ギブソンとフェンダーの人気に押されて、グレッチギターは人気を無くしていきます。

1967年に会社はボールドウィンピアノに買収されます。

1970年代に工場の火災などがあった末、1980年にボールドウィンはグレッチのギターの製造を中止します。

1980年代に入ると、ストレイ・キャッツのブライアンセッツァーがグレッチのギターを使用したことにより、グレッチのギターの再評価が始まります。

1985年に会社は再びグレッチ一族の手に戻ります。

1989年からは新たにリイシューモデルを中心としたラインアップで製造を再開します。

グレッチのギターは日本の寺田楽器で主につくられています。

2003年にギター部門がフェンダーの傘下に入り、高級モデルはミリ規格からインチ規格になり、フジゲンやフェンダーのカスタムショップでも製作されるようになります。

代表ギター

・ホワイト・ファルコン

ホワイト・ファルコンは世界一美しいギターと称されるギターです。

ゴージャスなゴールドパーツ、眩いばかりのホワイトフィニッシュ、Vシェイプのファルコンヘッドなど細部にまで芸術的なこだわりを持ってつくられています。

グレッチのフルアコモデルは共通してメイプルボディ・メイプルネック、エボニー指板という仕様になっています。

ボディ形状とピックアップのバリエーションによって、モデルごとのサウンドキャラクターが付けられていますが、その全てがきれいに減衰するサステインによってコードが美しく響くよう方向付けられています。

ホワイト・ファルコンはボディの厚みが70ミリあり、グレッチのラインアップでは最大のボディサイズとなっていますが、それだけに力強い鳴りと甘いトーンが得られます。

・G6210ナッシュビル

ブライアンセッツァーの使用でグレッチの再評価に繋がったギターです。

ボディサイズが16インチとなっており、厚みも適度になっています。

コードの響きがとても美しく響きます。

コードプレイが主体のプレイヤーやギター・ボーカルに愛用されています。

・テネシーローズ

テネシーローズはG6120ナッシュビルの廉価版だったためか、ダークチェリー、ウォルナットなど

落ち着いたカラーで金属パーツはシルバーです。ヘッドには豪華なインレイもありません。上位機種

との差をつけるためものでしたが、逆にこのシンプルさがファンを増やしていったようです。

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