BOSSのフェイザーPH-3。
BOSSのフェイザーはPH-1、PH1R、PH-2と作られ2000年に現在生産されているPH-3が発売されます.

3代目フェイザーとして登場したPH-3はモデル名がファイズシフターに変更になりました。一般的なフェイザーとは異なり、変わった音作りが可能なモードを多数備えています。

ある意味「多機能さを極めたフェイザー」と言っても過言ではないPH-3。
こちらをご紹介します。

 

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boss ph-3(フェイザー)の評価レビュー。音作りやセッティング等

他には無い多彩な機能

PH-3のコントロールは各モード共通です。
RATE・・・フィルターが変化するスピードを調節します。
DEPTH・・・フィルターの変化する幅を調節します。
RES・・・エフェクトの効果の強さを調節します。

では各モードの説明です。PH-3はモードだけで7種類あります。

4、8、10、12段の各モード

STAGEはフェイザ-の位相回路の数を選択するモードです。

RATEを左いっぱいに回すと強調される周波数が固定されることによりブースター的な使用もできます。STAGEとはシフトさせる回路の数のことですが、PH-3の可変ステージは12段まで変えることができます。ステージ数を増やすほどクセは強くなり、低域が増えていきます。

数字が多いほど深くなると覚えておけばいいでしょう。
下記動画の3:29辺りから4段、8段、10段、12段の音が聴けます。

原点にして頂点のPhase90に比べるとあっさり風味ですが、その分場所を問わず使える音だと思います。

FALLモード、RISEモード

過激な上昇感、下降感が得られるRISE・FALEを搭載しています。

通常のフェイザーは一定の上下の波でうねりますがFALLモードはだんだん下がっていく、RISEモードはだんだん上がっていくというユニークなモードです。

下記動画の2:32辺りからFALLモード、RISEモードを聴くことが出来ます。

PH-3は上がり続けたり、下がりつづけたりすることができます。この上がり続けるモードをRISE、下がり続けるモードがFALLです。

この機能を備えているフェイザーは他にありません。

STEPモード

STEPというモードは周波数がゆるやかに変化していくのではなくて、段階的に刻むように変化していきます。シーケンサーのようにテンポに合わせてリズミカルな使用ができます。

これはフェイザーなのか?と思うような音です。
下記動画で音を聴けますが、昔のステップシンセのような音です。

下記動画はジョン・フルシアンテがRED HOT CHILI PEPPERSのThrow Away Your Televisionを演奏しているライブです。

PH-3ではありませんが、このギターソロのような効果を狙えそうです。
ギターソロは2:27辺りから聴けます。

その他の機能

このPH-3はタップテンポにも対応しています。

タップテンポエクスプレッションペダルによるRATEの値の調整やテンポ入力もできます。

本体のスイッチを2秒以上踏むとタップテンポの入力が可能になります。

音を確認しながら手を使わずに揺れるスピードを変えられるのは便利です。またペダルを踏むスピードでテンポを変えられるのも便利な機能です。曲のテンポに合わせてうねらせたい時には必要な機能ですね。

また、エクスプレッションペダルを付けた場合RATEをリアルタイムで変更可能となります。

ノーマルなモードでユニヴァイブ的に使うのもいいですが、FALL、RISE、そしてSTEPモードで使用すると、かなり効果的な音になると思います。

各モードの使い方

普通のフェイザーような効果を狙うなら4もしくは8段のモードを使用すると思います。

Phase 90に比べるとあっさりしている分、バンド全体でのサウンドへ簡単になじみます。

もう少し「ここでフェイザー入れました!」とわかるくらいエグくかけたい場合は10段を選択、オートワウ的な効果を狙いたいのであれば12段を選択するといいと思います。

STEPはシーケンサー的に曲全体に鳴らし続けたりしても効果的でしょう。

FALL、RISEはDEPTHとRESを深くかけ、ここ一番にオンするとより効果的な音になりそうです。

その際エクスプレッションペダルでRATEをいじると面白いと思います。

PH-3はBOSSが思いつく限りの機能を入れた超多機能なフェイザーです。

個人的には他社のフェイザーの音が好きなであればそちらを、そうでないならPH-3をおすすめします。

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