SY-300 bossのレビュー。音作りやセッティングなどについてお届けします。

今までのギターシンセというと専用のピックアップが必要で、和音には対応していないものがほとんどでした。そのため高価なギターへの装着がためらわれたり、サウンド的にトラッキングのスピードに違和感があるものでした。しかしSY-300は専用ピックアップが不要で和音にも対応するポリフォニック仕様となりました。レイテンシーが無いため音の追従性も良く、早引き、チョーキングも問題なく表現できます。

 

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SY-300 bossのレビュー。音作りやセッティングなど。

BOSSのギター・シンセサイザーはここまで進歩しました。

BOSSのギター・シンセサイザーのチャレンジは古くは1977年まで遡ります。

その当時はローランドブランドで発売されたGRシリーズで、ギターも専用のギターでないと動作しないという大掛かりなセットでした。

ですが、モノフォニック・シンセサイザーで単音でしか鳴らないという、今から考えたらオモチャのようなものでした。

1980年になるとポリフォニック対応になり和音が弾けるようになります。
このモデルはなかなか評判がよかったです。

パット・メセニーが気に入り、いまだに愛用しているほどです。

残念なことに、ギターは変わらず専用のギターが必要でした。

1992年になるとGKピックアップを開発し、普通のギターにこのピックアップを付けることが可能になり、専用ギターの問題は解決します。

さて、BOSSブランドで発売されるギター・シンセサイザーはGP−10が最初となりますが、この度発売されたこのSY-300はGKピックアップが必要にならなくなったモデルとしては、世界初(!)のモデルとなります。

使用方法はギターやベースのアンプの間につなぐだけ。エフェクター感覚です。

標準ケーブルの接続でレイテンシーもなく、和音も単音も自由に弾くことができます。

オシレーターは3基搭載し本格的なアナログ・シンセサイザー・サウンドの構築が可能となっています。

シンセサウンドに加え、4系統まで使用可能なエフェクトも搭載しています。

(オーバードライブ、ディストーション、コーラス、ディレイ、タッチワウなど)

バリエーション豊かなプリセットサウンドはギターを中心としたものですが、ベースモードも搭載されています。楽器のもつ本来のサウンドよりは、本格的なシンセらしいサウンドでプレイできます。

パッチメモリーもユーザーは99個で、すでにプリセットものが70個の合計169個になります。

AD変換は安心の24ビット変換となっています。

サウンド

あらゆるサウンドを構築することが可能になっています。

しかも、ポリフォニックでレイテンシーがないので、コードカッティングや速弾きにもちゃんと音がついてきます。

ギター特有のベンディングにも対応しています。

ピッキングの強弱も表現できます。

ですが、PCMサウンドには対応しておりませんので、ピアノサウンドや管楽器のサウンドなどは再現できません。

BOSS TONE CENTRALより世界中のギタリストが作ったサウンドをダウンロードすることも可能となっています。

音作り、セッティング

シンセというと操作が複雑そうに感じますが、SY-300はセレクトノブや液晶パネルにより、音色のエディットや設定は簡単にできます。音色のエディットや設定は簡単にできるよう作られています。コンパクトエフェクターを2~3個分並べたサイズでスタジオやライブでの使用以外にも、USBケーブルでパソコンと接続することによってレコーディングを行うこともできます。

SY-300は内部に3つのオシレーターを持っており、それぞれ細かくエディットできるのでアナログシンセと同じ感覚で音作りができます。

エフェクトも4つまで使用可能となっていますので、シンセサウンドを加工することができます。

BLENDERという面白い機能があり、ランダムで選ばれたシンセサウンドを、現在選んでいるサウンドにブレンドするもので、予想もしない音色ができます。

また、オーディオインタフェース機能を備えていますので、リアンプならぬリシンセ(?)が可能になっています。

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